スマホクリーナーはどんな素材でできているのか?

ぶら下げタイプのスマホクリーナーはどんな素材でできているのかを紹介します。

表面:PVC

スマホクリーナーの表面(デザインが印刷される側)はPVCという素材でできています。
PVCとはPolyvinyl Chlorideの略で、ポリ塩化ビニルの略称ですが、簡単に言うとコンビニで買い物をするともらえるビニール袋の仲間です。添加する原料の種類によっては軟質にも硬質にもなり、耐水性にも優れているため、現在私達の生活のあらゆる場所で使われています。

裏面:マイクロファイバー

一方、裏面(液晶画面を拭くクリーナー側)の素材はマイクロファイバーです。
マイクロファイバーとは、8マイクロメートル以下の極細繊維で、木綿と同等以上の吸水性や通気性・保温性を持たせた素材のことをいいます。メガネ拭きの素材というのが一番わかりやすいでしょう。フリースやタオルケットなどにも使われている素材なので日常生活の中でも聞いたことがある方も多いと思います。
繊維の断面が鋭く複雑な形をしているため、非常に細かいゴミやチリを拭き取ることができます。速乾性があり、肌触りも良いことから衣類にも使われています。
素材としての唯一の弱点は耐久性が低いことですが、液晶クリーナーとして使う分には無理な負荷をかけることはないので、その点については問題ないと言って良いでしょう。

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